茶山台新聞

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【報告】いつまでもきれいでいろんな人が使いたい公園をめざして@しまうま公園をきれいな公園にしようプロジェクト

木

2025年7月13日(日)8時から、茶山台2丁1・2番子ども会が呼びかけ人となり清掃活動が行われました。
茶山っ子には愛着のあるしまうま公園をきれいな公園にしようと10名の参加者が集まりました。

朝の8時ということもあり、ギリギリ涼しいと感じることができる時間でした。
ゴミ拾いや落ち葉を掃くなどの作業を行いました。

 

なぜ、このプロジェクトが立ち上がったのか・・・

元々はU2クラブ(老人会)が、しまうま公園の清掃活動を担ってくださっていました。
しまうま公園だけではなく、2丁1番の1棟からしまうま公園前までの緑道。
そして、お地蔵さんあたりから、近隣センターに向かう緑道の途中までが範囲です。

ところが2024年末にU2クラブが諸事情で解散することになりました。
「元気なうちに解散しておこう」との思いで決断され、解散する際の総会は美味しいご飯を食べながら開催されたそうです。

ただ、気になったのが、「しまうま公園や公園付近の清掃活動について」。
体調を崩されていたU2クラブの会長であった住民さんが、「あの公園、掃除しないと、子どもが遊べなくなるなー」と呟かれたそうで、それを聞いたU2クラブのメンバーが胸を打たれ、「主体となって継続するのは難しいけれど、掃除は一緒にすることができる。誰か、旗を振ってくれないかなー」との声が上がりました。

そこで、立ち上がったのが、公社茶山台団地自治会に属する「茶山台2丁1番・2番子ども会」。
子どもたちだけじゃなく、U2クラブで清掃活動してくださっていた住民さんらにも参加いただき、教えていただきながら、清掃活動ができたらいいなと6月よりプロジェクトがスタートしました。

散歩がてらやってるのよー!

当日は、元U2クラブの住民さんより、掃除の仕方について説明を受けました。こんな広い範囲を掃除してくださってたんだ!と驚き、思わず、これまで取り組んでくださっていた住民さんらに「ありがとうございます!」とお礼の言葉を伝えました。
すると、住民さんから「散歩がてらやってるのよー!」の一言。
誰かのためではなく、自分の健康のため。
でも、その積み重ねが、誰かのためになっていて、いつもきれいな公園があったんだなーと思い知らされました。

実は、常日頃、ゴミ拾いや落ち葉掃除をしてくださっている住民さんがいる茶山台

ふと周りを見渡すと、日常から個人的に家の前の溝を履いてくださっている住民さん。散歩がてら、ゴミ袋とトングを持ってゴミ拾いをしてくださっている住民さん。排水溝が落ち葉で詰まらないように、溝掃除をしてくださっている住民さん。雑草をキレイに抜いてくださっている住民さん。
いろんな住民さんが茶山台校区内にいてくださっています。

その住民さんのおかげで、茶山台団地のキレイは維持されていることを忘れてはいけないと思っています。
決して奢ることもなく、自分たちの住んでいる街がキレイであったらいいな!ただそれだけの思いだとおっしゃることでしょう。
それに対して、当たり前に思うのではなく、いつも感謝の気持ちは忘れずに過ごせたらと思いますし、自分たちのできる範囲で、これからも清掃活動に参加できたらないいなと思います。
ますます、茶山台に愛着が湧いてしまいそうです。

毎月1回開催されます。
ぜひ、一度ご参加ください。
終わった後は、清々しい気持ちになりますよ!

この記事を書いた茶山のひと

プロフィールページ

湯川まゆみNPO法人SEIN代表

泉北ニュータウン生まれ、ニュータウン育ち。この街を出たくて仕方がなかった10代を過ごし、25歳でひとり暮らしをするために外に出るも、この街の良さに気づき、38歳でUターン。夫と小学6年生の子と3人、団地暮らしを楽しんでいる。NPO法人SEIN代表理事。やまわけキッチン代表。

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